六中全会

安倍晋三元首相の台湾地区発言に中国「誤った立場に固執し、危険な方向へ向かい続けている」

人民網日本語版 2021年12月03日11:30

国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官は2日、安倍晋三元首相の台湾地区発言に関する質問に対し、「安倍元首相が事実を顧みず、黒を白と言いくるめ、世界反ファシズム戦争の結果への挑戦、第2次大戦後に確立した国際秩序への挑戦を企てたことは、驚くべき行為だ。台湾地区問題において中国牽制を鼓吹し、『台湾独立』をそそのかす発言は、安倍元首相が歴史問題や台湾地区関連問題において誤った立場に固執し、危険な方向へ向かい続けていることを示している。国際社会は強く警戒しなければならない」と述べた。新華社が伝えた。

【記者】日本の安倍元首相はこのほど、台湾のシンクタンクの活動に参加した際、「台湾有事は日本有事であり、日米同盟の有事に等しい」と述べたうえ、釣魚島(日本名・尖閣諸島)についても誤った発言をした。民進党当局は釣魚島関連の誤った発言に何も言わなかっただけでなく、反対に安倍元首相に感謝した。この事について、コメントは。

【馬報道官】台湾地区は中国の一部だ。一つの中国原則、中日間の4つの基本文書と、台湾地区問題における日本政府の中国側に対する厳粛な約束は、遵守しなければならない原則だ。我々は日本側の一部の者に対して、歴史を深く反省し、直ちに過ちを正し、台湾地区問題において誤った行動をさらに取ることを止め、「台湾独立」勢力に誤ったシグナルを送ることを止めるよう促す。

民進党当局と「台湾独立」勢力は中華民族の利益と台湾の民衆の幸福に逆らい、外部勢力と結託して「独立」を謀っており、非常に危険だ。我々は民進党当局に厳正に告げる。情勢判断を誤ってはならない。外部勢力に頼って国家の分裂と政治的利益を企てる挑発は必ず失敗するだろう。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年12月3日

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