中国の楊宇駐日臨時代理大使は20日、日本国際貿易促進協会会長で元衆議院議長の河野洋平氏と会談した。中国新聞網が伝えた。
楊代理大使は「今年は双方が共に記念すべき中日国交正常化50周年だ。中国側は日本側と共に努力して両国首脳間の重要な共通認識を実行に移し、政治的相互信頼を増進し、互恵協力を深め、人的・文化的交流を拡大し、摩擦や溝を建設的に管理・コントロールし、中日関係の安定・改善・発展を後押しして、次の50年間の中日関係をより堅固で強靭かつ、成熟し安定的なものにすることを望んでいる」と表明。
「北京冬季五輪が近く開幕する。中国は『グリーン、インクルーシブ、オープン、クリーン』という大会開催理念を堅持し、『シンプル、セーフティ、ワンダフル』な大会を世界に届け、各国と手を携えて、共に未来へ向かう。中国側は日本選手団の参加を歓迎し、中日両国の選手が競技場で良い成績を収めることを期待している」とした。
河野会長は「今年は両国の国交正常化50周年だ。双方が共に努力して、今年を日中関係発展の歩みにおいて重要な意義を持つ一年とすることを希望する。日本国際貿易促進協会は両国関係の改善と発展を後押しすべく引き続き積極的な役割を果たしていきたい」と表明。「私は2008年に『北京オリンピックを支援する議員の会』会長を務めた。北京冬季五輪の成功を心より期待している」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年1月21日