今月14日夜に行われた北京冬季五輪・フリースタイルスキー・女子エアリアルで、中国の徐夢桃選手(31)が、ほぼ完璧な演技を披露し、金メダルを獲得した。
徐選手は4回目の五輪出場でついに金メダルを獲得したことになる。優勝が決まった瞬間、米国のアシュリー・コールドウェル選手が駆け寄り、徐選手とがっちりと抱き合い、「本当にあなたのことを誇りに思う」と祝福の言葉を伝えた。その一幕に、中国や海外のネットユーザーが感動を覚えている。
米国NBCのアジア系米国人記者はツイッターで、「徐選手が優勝して、コールドウェル選手が大喜びするシーンは、まさにスポーツマンシップの表れだ」と綴っている。
オーストラリアのスポーツサイトのプロデューサーも、「コールドウェル選手と徐夢桃選手が抱き合ったあの瞬間はとても特別だった。コールドウェル選手は最後の演技で着地に失敗し、メダルを逃したにもかかわらず、歴史を塗り替えた中国の選手を祝福した」と絶賛している。
あるカナダのネットユーザーも、徐選手の演技は金メダルにふさわしいと絶賛したうえで、「彼女とコールドウェル選手が抱き合うシーンを見て感動し、朝から涙を流した」と綴っている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年2月15日