国際原子力機関(IAEA)は2日に緊急理事会を開き、現在の情勢下のウクライナにおける原子力施設の安全性について議論した。中国からは在ウィーン国際機関中国政府代表部の王群大使が出席し、中国の原則的立場を明らかにした。中国新聞社が伝えた。
王大使は「中国はIAEAが核セキュリティの促進において積極的役割を果たし、その権限に厳格に従って保障・監視の責務を履行することを一貫して支持している。同時に、各国はIAEAの独立性と権威を十分に尊重すべきであり、IAEAの業務の政治的利用を避けるべきだ」と指摘。
「核セキュリティの責任は主権国家が自ら引き受けるものであり、関係する問題は既存の手続きを経て処理すべきだ。中国はウクライナ国内の原子力施設の安全、核セキュリティの保障について懸念している。この問題において、関係国は責務をしっかりと履行すべきであり、IAEA事務局は権限に厳格に従って必要な支援を行うべきだ。関係当事者が慎重に事を運び、人為的な核セキュリティ事故の発生を回避することを希望する。IAEAも権限に従い、ウクライナの安全状況を十分に考慮して、ウクライナに対する保障・監視問題を適切に処理すべきだ」とした。
また「中国は引き続きウクライナ情勢の変化を強く注視し、情勢の緩和と政治的解決に資するあらゆる努力を支持していく」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年3月3日
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