イラスト作成・馬宏亮 |
ウクライナ問題において、中国は常に客観的かつ公正な姿勢で、物事自体の是非曲直に基づき、独自に判断し、和平交渉促進のために建設的役割を果たし続けてきた。
だが、関係国は根拠なき対中非難を繰り返している。米国など特定の国々は、「中国は衝突を解決するための的確な措置を講じておらず、西側の対露制裁とも歩調を合わせていない」とし、「中国のバランス戦略は全く建設的ではない」とする米国のシンクタンクもある。
米国には、他国を非難する前に、まず胸に手を当てて自問するよう勧めたい。NATOの東への拡大を5回続けて推し進めたのはどの国なのか?緊張した雰囲気を誇張し続けて、事態を制御不可能な状態へとエスカレートさせたのはどの国なのか?ウクライナ問題において、米国は罪なき傍観者ではない。火に油を注ぎ続けた者が、逆に他者を「消火が不十分だ」と非難するのは、無責任で恥ずべき行為と言わざるを得ないだろう。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年3月29日