外交部「第三次世界大戦は誰も望まず、各国は冷静さと自制を保つべき」

人民網日本語版 2022年04月27日11:56
外交部「第三次世界大戦は誰も望まず、各国は冷静さと自制を保つべき」

中国外交部(外務省)の26日の定例記者会見で、汪文斌報道官がロシア外相の発言に関する質問に答えた。

【記者】ロシアのラブロフ外相は「世界は第三次世界大戦勃発の現実的脅威に直面している」と発言した。中国はラブロフ外相の見解に同意するか。戦争の規模が拡大した場合のため、中国はどのような準備をしているか。

【汪報道官】第三次世界大戦の勃発を望む者はいない。我々は欧州と世界がさらに重い代償を払うことにならぬよう、関係各方面が冷静さと自制を保ち、事態のエスカレートを防ぎ、できるだけ早く平和を実現することを望む。現在の情勢の下、各方面はまず対話と交渉を支持して、紛争の拡大と長期化を防ぐ必要がある。同時に、冷戦終結から30数年後に、なぜ欧州が再び地政学的紛争の渦に陥ったのか、均衡の取れた、実効性のある、持続可能な欧州の安全保障構造をいかに構築するか、グローバル安全保障ガバナンスシステムをいかに強化するかをよく考えるべきでもある。(編集NA)

「人民網日本語版」2022年4月27日

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