中国外交部(外務省)の13日の定例記者会見で、汪文斌報道官が台湾地区と釣魚島問題に関する質問に答えた。
【記者】日本の防衛大臣が12日に中国の国防部長(相)とシンガポールで会談した際、日本周辺での中国側の軍事活動に懸念を表明したことについてコメントは。
【汪報道官】中日防衛相会談の状況については、中国国防部(省)に直接確認することを勧める。
私がこの場で強調したいのは、台湾地区と釣魚島(日本名・尖閣諸島)の問題における中国の立場は一貫した明確なものであるということだ。釣魚島及びその附属島嶼は古来中国固有の領土であり、日本側が何を言おうが、何をしようが、釣魚島が中国に属すという客観的事実を変えることはできない。台湾地区は中国の領土の不可分の一部であり、台湾地区問題において中国人民に対して歴史的罪責を負う日本は、なおさらに言動を慎むべきであり、いかなる形であれ台湾海峡情勢に干渉してはならず、いかなる形であれ「台湾独立」勢力に誤ったシグナルを送ってはならない。日本側は地域諸国間の相互信頼の増進、地域の平和と安定の促進に資することをより多く行うべきだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年6月14日