閲江楼内の「鄭和下西洋」原版(写真提供・南京閲江楼景勝地)。 |
18回目の「中国航海日」となった7月11日は、中国の探検家で艦隊指揮官である鄭和が第1次航海に出発したこと記念した日でもある。同日、陶板画「鄭和下西洋全図(鄭和の大航海)」のデジタルコレクションシリーズが発売された。中国新聞網が伝えた。
デジタルコレクションシリーズは「宝船建造」、「竜江出発」、「駕風馭帆」、「貿易互市」、「鄭和下西洋全景図」からなる。そのうち3種類はSSR級で、鋳造総量は5199点。
発行元によると、今回発行した「鄭和下西洋全景図」は、現時点で知られている限り、中国で最大画素数のデジタルコレクションで、陶板画「鄭和下西洋」の全ての細部を完全に再現しており、11日11時に正式発売された。
南京閲江楼内の「鄭和下西洋」原版は高さ12.8メートル、幅8メートルで12部構成。1405年から1433年までの鄭和の大航海という輝かしい歴史を彩り鮮やかに美しく、迫力たっぷりに、パノラマ式に描いており、宝船(鄭和の船団で最大の船)の建造、科学的航海、海洋の征服、善隣友好、文明の伝播、対等な経済・貿易交流、文化交流などの盛況を含んでいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年7月18日