天津海昌極地海洋公園は7月14日、同園で生まれた中国国内初のホルフィン(オスのオキゴンドウとメスのハンドウイルカを掛け合わせた雑種)が、満1ヶ月を迎えたことを明らかにした。ホルフィンの赤ちゃんは、すでに単独で泳ぎ、水面からジャンプする動作もできるようになったという。中国新聞網が伝えた。
ホルフィンの赤ちゃんは、ハンドウイルカの赤ちゃんより体格はやや大きく、皮膚はオキゴンドウと同じ黒色をしている。腹部の皮膚は、イルカの遺伝子を継いでいるようで白っぽいグレー、頭部と口は、両親の特徴を混ぜ合わせたような形をしている。中国国内ではこれまで、ホルフィンの飼育に成功した例がない。このため、天津海昌極地海洋公園の飼育員は、飼育経験がある国内外の専門家と緊密に連絡を取り、さまざまなホルフィンの出産計画を策定してきた。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年7月15日