農村は振興させねばならず、産業がその鍵を握っている。広西壮(チワン)族自治区南寧市は、数年前から、農村振興戦略の実施を足掛かりとして、継続して農業と産業構造の最適化を進め、穀物、野菜、果物、家畜・家禽、サトウキビなど優位性を備えた特色産業を形成・発展させてきた。食料の安全保障という基本ラインを堅守しつつ、高品質で高効率、農村における住みやすさと働きやすさ、農民の富裕化を推し進め、農村振興を全面的にけん引している。人民網が伝えた。
南寧市の農業経済総量は、長年にわたり自治区のトップを占めてきた。全市の野菜・果物・畜産業生産総額は100億元(1元は約20.6円)を上回っている。同市は、科学技術による農業振興策を継続し、複数の国家級農業園区を建設しているほか、数多くの国家級農業産業化リーディングカンパニーと国家級農業ブランドを育成してきた。2021年、南寧市における第一次産業付加価値は前年比7.9%増の606億7600万元に達し、西部にある11の省会都市(省政府所在地)の上位にランクインしている。
「一帯一路(the Belt and Road)」と西部陸海新ルートという追い風に乗り、ますます多くの南寧産農産物さらには農業ブランド・農業技術サービスが、海外進出に乗り出している。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年9月14日