8月8日、吉林省人民対外友好協会と島根県文化国際課が主催し、吉林大学と島根県立大学が共催した「友好都市 共に未来へ」中国吉林省と日本島根県青少年オンライン交流事業が開催された。
吉林省と島根県は2018年に友好都市関係を結んで以来、各分野で幅広い交流を展開してきた。今回の交流会は中日国交正常化50周年を記念するシリーズイベントの一つで、吉林省と島根県の大学生が友好交流するプラットフォームを構築し、青少年の交流を促進し、友好感情を増進することを狙いとして開催された。
吉林大学と島根県立大学から選ばれた大学生代表がオンラインで交流し、それぞれの都市の魅力について語り合い、親睦を深めた。吉林大学の学生代表は、ガイドと観光客という異なる目線から、オンラインで吉林省観光に案内した。また、両校の学生に中国吉祥結びを披露したほか、島根県の教員と学生に中国の伝統楽器・古筝の演奏を披露した。一方、島根県立大学の学生代表は、島根県や島根県立大学を紹介し、「多彩な島根」をPRした。テーマを決めて数人が交代で一つの絵を描き上げていくゲーム「画画接龍」のコーナーでは、大盛り上がりとなった。グループごとのフリーディスカッションでは、両校の学生が言語学習、趣味、日常生活、所在都市という4つをテーマにして交流を行い、相手国の文化や生活に対する理解を深め、親睦を深めていた。
今回の交流イベントは、両都市の学生に交流のプラットフォームを提供し、参加した青少年が視野を広げ、文化を体験し、吉林省と島根県の友好関係を強化する機会となった。両都市が今後、さらに多くの分野で協力し、友好都市の物語を綴り続け、素晴らしい未来を共有することを願っている。（編集KN）
「人民網日本語版」2022年9月28日
