人民網日本語版>>経済

【中国のこの10年】ロボット産業が日進月歩の勢いで発展

人民網日本語版 2022年09月26日16:50

浙江省湖州市の長興経済技術開発区で、帯電作業ロボットが帯電塔のリード線の作業を進めているところ。(撮影・譚雲俸)

世界ロボット大会2022の「ロボット+物流」展示エリアに展示された3D仕分けロボット。(撮影・任超)

情報化と工業化が融合し続けるのにともない、ロボット技術を代表とするスマート産業が勢いよく発展して、新時代の科学技術イノベーションの重要な目印の一つになっている。中国共産党第18回全国代表大会の開催以降、中国のロボット産業は規模が急速に拡大し、2021年のロボット産業全体の売上高は1300億元(約2兆6127億円)を超え、産業用ロボットの生産台数は36万6千台に達し、15年に比べて10倍増加した。次世代情報技術、バイオテクノロジー、新エネルギー技術、新材料技術などがロボット技術との融合を加速させ、ロボット産業が日進月歩の勢いで発展し、新技術、新産業、新応用が次々に登場し、グローバル経済の発展を推進し人類に幸福をもたらすための科学技術面のサポートを提供している。人民日報が伝えた。

山東省東営市の東営区化学工業産業パークで、消防ロボットが安全巡回チェックを行う様子。(撮影・劉智峰)

中国国際サービス貿易交易会に出展された新松公司のダブルアーム協働ロボット。(撮影・張武軍)

「中国ロボット産業発展報告(2022年)」によれば、ロボットは自動車製造、電子製造、倉庫・貯蔵・輸送、医療・リハビリテーション、緊急救援などの分野での応用が深化・発展し続け、市場規模が持続的に拡大してきた。22年に中国のロボット市場の規模は174億ドル(約2兆5千億円)に達し、過去5年間近くの年平均成長率は22%に達すると予測されている。産業のイノベーションの能力が持続的に増強し、精度の高い重要部品の品質が加速的に向上し、中国市場と国際市場が改善を重ねるのに伴って、中国のロボット産業はブレークスルーとなるような発展に向かって常に前進している。

世界ロボット大会2022で、人工膝関節置換術のロボット支援手術システムのデモンストレーションを行うスタッフ。(撮影・張星海)

陝西汽車持株集団の車体工場生産ラインで、製造作業を進めている産業用ロボット。(撮影・袁景智)

(編集KS)

「人民網日本語版」2022年9月26日

関連記事

おすすめ写真

コメント

ランキング

  • 全部
  • 経済
  • 社会
  • 政治