【第20回党大会代表選出】代表の構成と分布の特徴

人民網日本語版 2022年09月27日11:23

習近平氏を核心とする中共中央の強固な指導の下、中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)代表の選出作業は順調に完了し、選出された代表の名簿もすでにメディアに公表された。中央組織部の担当者がこのほど、第20回党大会の代表選出作業に関する状況について、取材に応じた。新華社が伝えた。

【記者】第20回党大会代表の構成と分布の主な特徴にはどのようなものがあるか?

【担当者】選出された代表を見ると、代表の構成と分布は比較的合理的であり、構成比は中共中央の指示と合致し、広範な代表性を備えている。主な特徴としては、以下が挙げられる。

(1)生産と労働の第一線の党員の代表の割合が確保された。選出された代表のうち、生産と労働の第一線の党員は771人で、33.6%を占める。このうち、労働者の党員は192人(出稼ぎ労働者の党員は26人)で、8.4%を占める。農民の党員は85人で、3.7%を占める。専門技術者の党員は266人で、11.6%を占める。

(2)女性党員の代表が増え、少数民族の党員代表の割合が安定した。選出された代表のうち、女性党員は619人で、第19回党大会と比べて68人増え、2.8ポイント増加の27%となった。少数民族の党員は264人で、11.5%を占め、40の少数民族をカバーする。31省(自治区・直轄市)のうち、女性党員の代表が占める割合は女性党員が現地の党員総数に占める割合を上回り、少数民族の党員代表は一定の人数を占めた。

(3)代表の分布が広範である。代表は各分野から選出された。経済、科学技術、国防、政治・法律、教育、宣伝、文化、保健、スポーツ、社会管理など各分野、省、市、県、郷鎮(街道)、村(コミュニティ)など各レベル、機関、企業及び公的機関、人民団体など各方面の代表がいる。

(4)代表の年齢構成が合理的である。選出された代表の平均年齢は52.2歳。55歳以下は1371人で59.7%を占め、45歳以下は434人で18.9%を占める。

(5)教育水準がより高い。選出された代表のうち、大学以上の学歴を持つ者は2191人で、95.4%を占め、第19回党大会を1.2ポイント上回った。このうち、大卒は826人で、36%。大学院修了は1210人で、52.7%を占める。

(6)各時期の入党者がいずれもいる。選出された代表には、民主主義革命時期の入党者、社会主義革命と建設の時期の入党者、改革開放と社会主義現代化建設の新たな時期の入党者、第18回党大会以降に入党者がいる。このうち、改革開放後の入党者は2224人で、96.9%を占め、第20回党大会代表の中心を占める。(編集NA)

「人民網日本語版」2022年9月27日

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