メタバース関連の求人が大幅増加 ポテンシャルが最も高いのはどの職種?

人民網日本語版 2022年09月27日15:59

求人サイトの智聯招聘が26日に発表した「メタバース業界人材発展報告2022」によると、2022年1-7月には、プラットフォーム全体でメタバース関連の求人が前年同期比16.6%増と大幅に増加し、中でもインターネット・情報技術(IT)・電子・通信産業の求人が最も多く、約7割を占めた。中国新聞網が伝えた。

同報告によれば、メタバースの細分化された各分野の中では、VR(仮想現実)・AR(拡張現実)、メタバースSNSの求人規模が大きく、それぞれ57.5%、32.7%を占めた。ゲーム、バーチャルヒューマン、デジタルコレクションプラットフォームなどの「新興勢力」の発展も同じように無視できない。

メタバースの細分化された各分野の求人の中では、VR/AR関連企業とソフトウェア・ハードウェア研究開発エンジニアが中心で、ゲーム、バーチャルヒューマン、メタバースSNSなどの分野では、ゲーム・デザインの人材ニーズがより高く、デジタルコレクションプラットフォームでは、運営の人材ニーズが大きい。

産業別に見ると、メタバース人材の求人は情報技術産業に非常に集中していたのが、徐々に教育・研修、メディア、製造業などの分野へ浸透している。データによれば、インターネット・IT・電子・通信産業のニーズが求人に占める割合は7割を超えた。1-7月には、製造業のメタバース関連の求人は前年同期比22.3%増加し、順調な発展ぶりを示している。

地域分布を見ると、メタバースの人材ニーズは主に一線都市と新一線都市に集中している。うち北京、上海、深センがトップ3で、求人全体に占める割合はそれぞれ21.9%、11.5%、9.3%となっている。新一線都市と二線都市も強い増加傾向を示しており、今年1-7月の求人増加率は22.4%及び19.0%だった。

データによれば、22年1-7月には、メタバースのポジションで求人が最多の研究開発ポジションは競争指数が最低で、人材の供給が相対的に不足していた。製品・運営のポジションで人材の供給が相対的に安定しており、競争が相対的に激しかった。

同報告によると、関連の調査に回答した人の約8割が「メタバース関連の仕事をしたい」と答え、Z世代はこの割合がさらに高く、「95後(1995年から1999年生まれ)」は89.8%、「00後(2000年代生まれ)」は81.0%に達したという。(編集KS)

「人民網日本語版」2022年9月27日

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