国慶節(建国記念日、10月1日)の長期連休が近づいてきた。複数のオンライン旅行予約プラットフォームのデータによると、今年の国慶節連休は旅行者の平均行動範囲が拡大しているが、それでもやはり地元旅行と近場のプチ旅行が中心だ。中でも家族旅行とドライブ旅行の人気が上昇しており、アウトドアで秋を楽しむ、文化スポットを訪れる、キャンプをするなどが特に人気だという。「工人日報」が伝えた。
旅行情報サイトの馬蜂窩が23日に発表した国慶節連休の娯楽に関するビッグデータによると、直近の1週間には同連休の近場旅行の人気上昇率が100%を超え、観光客が地元旅行と周辺地域での娯楽で最も注目するのはアウトドアの秋ツアーと文化スポットの訪問だ。多くの観光客が爽やかな秋にドライブに出かけ、ドライブ旅行の注目度が100%上昇した。そのうち北京の観光客は風景の素晴らしい張北草原に目を向け、広州の観光客は恵州を真っ先に選び、上海のドライブ旅行ではグルメと風景を兼ね備えた台州が新たな目的地だ。
旅行予約サイトの「Lvmama.com」が発表したデータでは、国慶節連休には中級・高級の特色あるレジャーホテル、テーマホテル及び関連の「ホテル+風景」商品が人気がある。このほか、キャンプ熱は冷めず、森林キャンプ、砂漠キャンプ、山でのキャンプ、星空の下でのキャンプ、湖畔のキャンプなどに人気がある。
オンライン旅行会社の途牛のデータでは、国慶節連休には、1-2日間の旅行を選ぶ人が多く35%に達し、次は3-4日間で28%を占めている。この中でドライブ旅行が43%を占めている。
オンライン旅行会社の同程旅行のデータによれば、今年は家族旅行、赤色観光(革命ゆかりの地をめぐるツアー)、ドライブ旅行が人気の旅行スタイルだ。直近の1週間近くには、家族旅行関連の検索数が前年同期比69%増加した。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年9月27日