13日に終了した総合格闘技イベント「UFC 281」の女子ストロー級タイトルマッチで、中国の張偉麗選手が王者のカーラ・エスパルザ選手(米国)を下し、王者に返り咲いた。
2019年8月、張選手は広東省深セン市で開催された女子ストロー級タイトルマッチで、当時王者だったジェシカ・アンドラージ選手に勝ち、初タイトルを獲得すると同時に、アジア人選手初となるUFC王座獲得に成功した。その1年後に行われたUFC248では、ジョアンナ・ジェドルチク選手を5ラウンド判定勝ちで下し、初防衛に成功した。
だが、2021年、張選手は2度目となる防衛戦で、対戦相手のローズ・ナマユナス選手に1ラウンドKO負けを喫し、王座を奪われ、その後、ダイレクトリマッチでナマユナス選手に再び挑戦したものの判定負け、王座奪還に失敗した。今年6月、巻き返しを図る張選手は、シンガポールで宿敵ジョアンナ・ジェドルチク選手にKO勝ちし、タイトル挑戦権を獲得。今回の王座奪還によって、張選手は、ローズ選手とカーラ選手に続き、女子ストロー級王座奪還に成功した3人目の選手となった。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年11月14日