外交部「フン・セン首相の訪中は中国カンボジア関係の水準の高さを十分に体現」

カンボジアのフン・セン首相が2月9日から11日まで中国を公式訪問する。外交部（外務省）の毛寧報道官は6日の定例記者会見で、これに関する記者の質問に対し、「中国はフン・セン首相の今回の訪問を契機に、中国カンボジア運命共同体の構築推進においてさらに大きな発展を遂げることを願っている」と表明した。

毛報道官は「フン・セン首相は中国人民にとって古くからの友人であり、良き友人だ。また、フン・セン首相は2023年の春節（旧正月、2023年は1月22日）後に訪中する初の外国首脳でもあり、これは中国カンボジア関係の水準の高さを体現するものだ」と指摘。

「訪中時、中国の指導者がそれぞれフン・セン首相と会談し、両国関係及び関心を共有する地域・国際問題について踏み込んだ意見交換をする」と説明した。

毛報道官は「中国とカンボジアは伝統的に友好的な近隣国、揺るぎない友人であり、両国の上の代の指導者が自らの手で築いた両国の友情は時を経るにつれて益々強固なものとなっている。両国指導者の戦略的導きの下、中国カンボジア運命共同体の構築は近年実り豊かな成果を収め、両国民に確かな利益をもたらし、地域、さらには世界の平和と繁栄にも貢献してきた」と指摘。

「今年は中国カンボジア国交樹立65周年であり『中国カンボジア友好年』だ。中国は今回の訪問を契機に、中国カンボジア運命共同体の構築推進においてさらに大きな発展を遂げ、中国とカンボジアの友好を代々伝えていくことを願っている」と述べた。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年2月7日