習近平国家主席がイラン、イラク大統領と電話会談

人民網日本語版 2021年08月19日13:52

習近平国家主席は18日、イランのライシ大統領、イラクのサレハ大統領とそれぞれ電話会談を行った。新華社が伝えた。

習主席はライシ大統領との会談で、「国際・地域情勢がどう変化しようとも、中国はいささかも揺らぐことなくイランとの友好関係を発展させる。双方は互いの核心的利益と重大な懸念に関わる問題において、引き続き支持し合っていくべきだ。中国はイランが国家の主権と民族の尊厳を守り、外部からの干渉に反対することを断固として支持する。イランと国政運営の経験交流を強化し、新型コロナ対策の協力を強化し、各々の国の発展を促進し、両国民の幸福を増進していきたい。中国はイラン核合意の問題におけるイランの理にかなった訴えを支持する。イランと地域問題について調整・協力を強化し、共通利益を守り、地域の安全と安定を促進していきたい」と表明した。

ライシ大統領はイランの新型コロナウイルス対策に対する中国の貴重な支援に謝意を表し、イラン核問題など国際・地域問題において中国が公正な立場を堅持していることを称賛。中国と戦略的な意思疎通を緊密にし、戦略的相互信頼を増進し、二国間・多国間協力を深め、一国主義、覇権主義、外部からの干渉に共同で反対したい考えを表明した。

習主席はサレハ大統領との会談で、「中国はイラクが国家主権、独立、領土的一体性を守ることを断固として支持し、テロと戦い、国家の安全と安定を維持することを支持し、イラク国民が自国の国情に合った発展の道を自ら選択することを支持し、いかなる外部勢力によるイラクの内政への干渉にも反対する。イラクの各派が団結を強化し、国内政治プロセスの新たな進展を推進し、長期的な安定・繁栄・発展を実現することを希望する」と表明した。

サレハ大統領はイラクの経済復興と新型コロナ対策に対する中国の支援に謝意を表し、中国との友好関係を深め、引き続き新型コロナ対策で協力を強化し、両国間の貿易・投資協力を拡大したい考えを示した。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年8月19日

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| 写真記事