イラン大統領の訪中について外交部報道官が説明

外交部（外務省）の汪文斌報道官は13日の定例記者会見で、イランのライシ大統領の訪中について質問に答えた。

汪報道官は「ライシ大統領にとって今回が大統領就任後初の訪中となる。中国側はイラン側と共に、今回の訪中を契機に、両国の包括的な戦略的パートナーシップの一層の発展を推進することを望んでいる」とした。

ライシ大統領は習近平国家主席の招待を受けて、2月14日から16日まで国賓として中国を訪問する。

汪報道官は「訪中期間中、習主席がライシ大統領と会談し、両国関係の今後の発展を共に計画し、導き、関心を共有する地域・国際問題について踏み込んだ意見交換を行う。李克強総理と栗戦書委員長もライシ大統領と会談する」と説明。

「中国とイランは伝統的に友好関係にあり、両国関係の強化・発展は双方にとって共通の戦略的選択だ。近年、習主席とライシ大統領の導きの下、両国関係は良好な発展基調を維持し、政治的相互信頼を強固なものにし続け、各分野の実務協力を着実に推進し、国際・地域問題で良好な意思疎通と協調を保ち、内政不干渉の原則と発展途上国の共通利益を断固として守ってきた。中国側はイラン側と共に、今回の訪中を契機に、両国の包括的な戦略的パートナーシップの一層の発展を推進し、中東諸国の団結と協力の増進、地域の安全と安定の促進に建設的役割を果たすことを望んでいる」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年2月14日