イラスト作成:馬宏亮(イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止)
米国では今年に入ってから、銃撃事件がすでに100件以上発生している。米ウェブサイト「Gun Violence Archive」によると、3月16日までに全米で113件の銃撃事件が発生した。銃による暴力は米国の最も深刻な社会問題の1つだ。米国における銃による暴力蔓延に関する報告書によると、米国は世界で最も民間の銃器所持数が多い国だ。米国の人口は世界の5%足らずだが、民間の銃所持数では世界の46%を占める。相次ぐ銃撃事件は米国社会に癒え難い大きな傷を与えている。米国の各州や自治体は銃規制法の制定を繰り返し試みてきたが、銃規制はなかなか効果をあげられていない。激化する政治的二極化、対立の絶えない政党間の争いと混乱、根深い人種差別。こうした様々な問題によって、米国の銃規制は難航し、解決困難な状況に陥り、社会の「不治の病」となっている。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年3月17日