ボアオ・アジアフォーラム年次総会の開幕に伴い、中国は新たな外交ラッシュを迎えようとしている。李強総理の招待を受けて、シンガポールのリー・シェンロン首相、マレーシアのアンワル首相、スペインのサンチェス首相が、ボアオ・アジアフォーラム年次総会に合わせて中国を公式訪問する。中国新聞網が伝えた。
シンガポールのリー首相は訪中前にメディアの取材を受けた際、両国関係について「非常に良い」と述べ、今日の中国がすでに昔の比ではないことを世界の国々が認識する必要性を指摘。中国は国際社会でより大きな役割を果たしているとの考えを示した。
マレーシアのアンワル首相の政治秘書官は「訪中というアンワル首相の選択には一定の代表性がある。アンワル首相は東南アジア各国を訪問した後、今回中国を訪問する。これは東南アジア諸国のリーダーとして国際的舞台に足を踏み入れるに等しい」と述べた。
スペインのサンチェス首相は先週、ブリュッセルで欧州理事会の会合に出席した後の記者会見で中国に言及し、「中国はグローバルな役割を演じているため、我々は中国の声に耳を傾けなければならない」と述べた。
3ヶ国の政府要人は訪中時、中国側と二国間関係や関心を共有する国際・地域問題について踏み込んだ意見交換を行うという。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年3月29日