李強総理が北京市視察「消費促進・内需拡大・国内大循環の強化に一層注力を」

李強総理は15日、北京市で視察を行った。李総理は「国内需要をあらゆる側面から拡大するという習近平総書記の重要指示の精神を深く貫徹し、外部からの衝撃による困難と試練に冷静沈着に対処し、消費の促進、内需の拡大、国内大循環の強化に一層注力し、我が国の超大規模市場の持つ活力と潜在力をさらに引き出す必要がある」と強調した。新華社が伝えた。

李総理は、商務部（省）が展開している対外貿易関連販促イベント「外貿優品中華行」の西単大悦城展示販売会場を訪れ、繊維製品、軽工業製品、食品などの展示販売エリアを視察し、出展企業の責任者や販売員と交流し、製品の輸出や国内販売の状況を詳しく把握した。

李総理は「現在、外部環境に深い変化が生じ、我が国の輸出に悪影響を与えている。皆さんが一致団結し、能動的に行動し、困難を克服して奮進し、市場の多角化、貿易のルートや方法の革新に積極的に取り組み、貿易の基本状況の安定化に努める必要がある。消費下支えのための特別行動を踏み込んで実施し、雇用の安定化、所得増加の促進、社会保障の強化などにさらに力を入れ、消費能力と消費意欲を高め、内需の新たな市場を育成・拡大していく必要がある」とした。

また、「北投科創社区」で働く人々のための「人材マンション」事業の現場では、北京市における既存住宅の活用や分譲住宅の人材マンションへの転用について報告を受けた後、モデルルームや周辺の環境を視察し、実際に入居している専門家と話を交わし、こうした北京市の施策を評価した。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年4月16日