習近平総書記が河南省視察時に強調「中原の大地に中国式現代化推進の新たな章を全力で記すべき」
習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)はこのほど、河南省を視察し、「新時代の新たな道のりにおいて、河南省は中部地域の台頭加速、黄河流域の生態系保護及び質の高い発展などに関する党中央の戦略方針を真剣に実行に移し、『安定を維持しながら前進』という取り組みの総基調を堅持し、改革開放を全面的に深化させ、現代的産業システムと農業強省の建設、民生の改善、社会ガバナンスの強化、生態環境保護の強化、文化の繁栄の促進に力を入れ、質の高い発展と効果的なガバナンスによって、中原の大地における中国式現代化推進の新たな章を全力で記す必要がある」と強調した。新華社が伝えた。
習総書記は19日午後、まず洛陽軸承集団股份有限公司を訪問。スマート工場で同社の発展の歩みを把握し、各種ベアリング製品の用途と性能について説明を受け、生産ラインに足を運んで生産工程を視察した。続いて、後漢時代に創建された白馬寺を訪れ、仏教の中国化や寺院の文化財保護について詳しく視察した。龍門石窟の視察時には、石窟の全体的な配置や代表的な窟龕・仏像を見て回り、現場の文化財保護担当者と親しく交流した。
習総書記は20日午前、中国共産党河南省委員会及び河南省政府から活動報告を受け、河南省が各方面で収めた成果を評価するとともに、今後の取り組みについて指示を出した。
習総書記は「質の高い発展は中国式現代化の必然的要請だ。複雑な外部環境を前に、信念を不動のものにし、堅く揺るがず自らの事をしっかりと行い、高水準の対外開放を拡大し、雇用の安定化、企業の安定化、市場の安定化、予測の安定化に注力し、質の高い発展の確実性によって様々な不確実性に対処する必要がある。経済規模の大きい河南省は、実体経済という根幹をさらに固め、科学技術革新を牽引役とし、現地の実情に即して新たな質の生産力を発展させ、質の高い発展を支える現代的産業システムの能力を高める必要がある。耕地の保護と整備を強化し、食糧安全保障という責務をしっかりと担い、都市と農村の融合的発展によって農村の全面的振興を先導し、都市と農村の共同富裕を促進する必要がある」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年5月21日
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