【イラストで読み解く】米露の核軍縮条約が失効「高まる不穏な動き」

人民網日本語版 2026年03月25日14:44

イラスト作成・馬宏亮(イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止)

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米露の新戦略兵器削減条約(新START)が2月5日、期限満了により失効した。現時点で、両国は条約の延長や代替案について合意に至っていない。ロシアのラブロフ外相は先ごろ、軍備管理を巡る情勢は複雑であり、同条約に関するロシア側の提案に米側は回答していないと述べた。

新STARTの失効は、米露間の最後の核軍備管理の防波堤が決壊したことを意味する。国連のグテーレス事務総長は、新STARTの失効は「最悪のタイミング」で起き、核兵器使用のリスクがここ数十年間で最も高まっていると警告した。

現在、世界の核軍備管理体制は緩み、核拡散リスクが高まっている。そして、核兵器という「パンドラの箱」がひとたび開かれれば、制御不能な災厄が解き放たれることになる。米国は責任ある形で新START後の取り決めを行い、早期にロシアと戦略的安定性に関する対話を再開し、的確な行動によって世界の安全と安定を維持すべきだ。(編集NA)

「人民網日本語版」2026年3月25日

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