中国、地上・宇宙連携による地球近傍小惑星監視システムを構築へ
人民網日本語版 2026年07月01日10:57
中国国家航天局は、「国際小惑星デー」に当たる6月30日、地球近傍小惑星の衝突リスクは全人類が直面する潜在的な脅威であるとして、中国が地上・宇宙連携による地球近傍小惑星監視システムを構築し、小惑星衝突防衛のための早期警戒・監視体制を整備すると発表した。中央テレビニュースアプリが伝えた。
専門家によると、地球近傍小惑星の衝突は全人類共通の課題だ。責任ある宇宙大国として、中国は現在、小惑星防衛システムの構築を検討している。防衛にはまず早期警戒が不可欠であり、その中核となるのが地上・宇宙一体型の監視ネットワークだ。中国は地上に複数の望遠鏡を配置するとともに、宇宙空間では衛星コンステレーションを構築し、昼夜を問わず死角のない監視システムを整備する計画だ。
脅威を発見した場合の対処法について、専門家は、「現在主に2種類の技術がある。一つは運動エネルギーによる高速衝突によって小惑星の軌道を瞬時に変更する方法、もう一つは重力牽引やレーザーアブレーションなどを利用し、長期間にわたり軌道を徐々に逸らす方法だ」と説明する。
2026年6月現在、世界で発見・番号登録された地球近傍小惑星は4万個を超えている。現時点で地球への衝突が確実視されている小惑星は存在しないものの、未発見の小型天体は依然として数多く存在する。中国はすでに小惑星衝突リスクの早期警戒モデルとアルゴリズムにおいて初期段階の成果を上げており、実運用に向けた地球近傍小惑星リスク早期警戒システムの開発を進めている。(編集YF)
「人民網日本語版」2026年7月1日
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