小惑星探査機「天問2号」が目標小惑星に到達 科学観測を開始
人民網日本語版 2026年07月06日14:24
小惑星探査機「天問2号」が約400日間、総飛行距離約10億キロメートルに及ぶ小惑星追跡飛行を経て、このほど小惑星「2016 HO3」とのランデブーに成功し、小惑星から約20キロメートルの距離に到達して科学観測を開始したことが7月6日、国家航天局への取材で分かった。中国新聞網が伝えた。

小惑星探査機「天問2号」が7月2日、小惑星「2016HO3」から約20キロメートルの距離で撮影した小惑星の画像。(画像提供:中国国家航天局)
探査機は小惑星へ接近する過程で画像データを取得した。また、ミッションチームは接近中に得られた光学航法データを活用して小惑星の天体暦を改良し、これまで地上観測だけで推定していた小惑星位置の誤差を100キロメートル規模から1キロメートル規模まで縮小した。
天問2号は2025年5月29日、西昌衛星発射センターから打ち上げられた。その後、小惑星へ向かう途中で深宇宙機動や軌道修正を実施した。2026年6月6日に初めて小惑星を捕捉し、翌7日には3万キロメートルの距離で捕捉制御を実施して小惑星との同一軌道面飛行を実現した。さらに6月19日には小惑星から2000キロメートルの距離に到達した。
今後はさらに詳細な科学観測を進め、小惑星の形状、物質組成、内部構造などの情報を取得し、サンプル採取に向けた準備を進める予定だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2026年7月6日
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