GDP1万元当たりの用水量が4.5%減 中国経済の質の高い発展と環境改善を反映
水利部(省)はこのほど、2025年度版「中国水資源公報」を発表した。全国の水利用に関する「帳簿」である同公報は、水利用、発展、生態環境の変化を映し出している。

■総用水量から見る節水の成果
2025年の全国の総用水量は5944億5000万立方メートルであり、これは三峡ダム約15基分の貯水量に相当する。第14次五カ年計画(2021~25年)期間中、中国の経済規模が何度も大台を突破する成長を実現し、食糧生産も毎年豊作が続いたにもかかわらず、社会全体の総用水量はおおむね6100億立方メートル以内に抑えられていた。
節水は水資源管理の要である。ここ数年、「水予算管理」の試行など、制度面の模索が進められてきた。技術的ブレイクスルーもあった。194件の「国家成熟適用節水技術」と、150件の国が推奨する工業節水生産工程・技術・設備が選定・発表された。さらに、多くの人々によるたゆまぬ努力もあった。人々は日常生活の中で積極的に節水器具を購入し、節水型生活習慣を培ってきた。
■用水効率から見る質の高い発展
2024年と比べると、GDP1万元当たりの用水量は4.5%減少し、工業付加価値額1万元当たりの用水量は7.2%減少した。これは、より少ない資源投入でより大きな付加価値を生み出す質の高い発展を反映している。
■用水構成から見る生態環境の改善
供給面では、地表水が総給水量の82.7%、地下水が13.0%、非従来型水資源が4.3%を占めた。地下水の使用を減らし、非従来型水資源の利用を増やして、水資源配分の最適化を進めている。
需要面では、全国の総用水量のうち、人工的な生態環境維持のための水補給量は370億4000万立方メートルで、全体の6.2%を占めた。生態系への水補給によって、河川や湖沼に水を戻している。
第15次五カ年計画(2026~30年)期間中の節水に関する総合目標は、2030年までに、GDP1万元当たりの用水量、工業付加価値額1万元当たりの用水量をともに2025年比で10%以上減らすとともに、節水産業の規模を1兆2000億元超へと拡大することである。(編集NA)
「人民網日本語版」2026年7月9日
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