UAEのナツメヤシ、中国の熱帯・亜熱帯地域で栽培を拡大

人民網日本語版 2026年08月10日14:33
UAEのナツメヤシ、中国の熱帯・亜熱帯地域で栽培を拡大
8月5日、海南省文昌市にある中国熱帯農業科学院椰子研究所のナツメヤシ栽培拠点で、ナツメヤシの樹木データを収集する研究者。

8月5日、海南省文昌市にある中国熱帯農業科学院椰子研究所のナツメヤシ栽培拠点で撮影された中国・UAEナツメヤシ友好林。新華網が伝えた。

近日、海南省文昌市、雲南省元江県、四川省攀枝花市にある中国熱帯農業科学院椰子研究所のナツメヤシ栽培拠点では、一部のナツメヤシが成熟期を迎えている。このうち、文昌拠点では8系統が2025年に初めて結実したのに続き再び結実した。元江拠点と攀枝花拠点ではそれぞれ52株、125株が初めて結実した。

ナツメヤシは中東や北アフリカなどの地域原産の重要な商品作物であり、栄養価が高く、「砂漠のパン」と呼ばれている。2019年、中国とアラブ首長国連邦(UAE)は、中国のナツメヤシ産業を発展・拡大させ、協力を模索することで合意した。21年から24年にかけて、UAEは2回に分けて計2万5000株のナツメヤシ苗を中国に贈呈した。中国熱帯農業科学院椰子研究所は具体的な実施機関としてこれらのナツメヤシ苗を受け入れ、文昌においてナツメヤシ遺伝資源圃を段階的に整備した。

長年にわたる科学研究を通じて、中国熱帯農業科学院椰子研究所は、独自の知的財産権を有するナツメヤシ苗の効率的かつ大規模な繁殖技術体系と、ナツメヤシに甚大な被害を与える害虫であるヤシオオオサゾウムシの総合防除技術体系を確立した。これにより、ナツメヤシの導入・繁殖と害虫防除という二つの難題を解決し、文昌を研究開発拠点としてナツメヤシの栽培地域を全国の熱帯・亜熱帯地域に拡大した。海南省、雲南省、四川省、貴州省、広西壮(チワン)族自治区の5省・自治区における18市・県で地域的な試験栽培を実施している。文昌、元江、攀枝花では、ナツメヤシが相次いで結実し、成熟を迎えている。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年8月10日

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