731部隊の元隊員、日本軍が中国に毒ガス弾を埋めたことを証言

人民網日本語版 2026年08月13日10:50

侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館は12日、新たに整理した罪証史料を公開した。731部隊海拉爾(ハイラル)支隊(満州第543部隊)に所属していた谷崎等元衛生兵の70分間に及ぶ口述証言によって、日本軍が敗戦直前、中国国内に大量の毒ガス弾を埋めたことが確認された。日本の遺棄化学兵器問題の研究をさらに進める上で、加害者側による口述証拠となるものだ。新華社が伝えた。

この証言は、同陳列館が2016年に訪日して証拠資料を収集した際に記録された。取材を受けた谷崎(旧姓尾崎)は映像の中で、自らが731部隊に所属していた際の経験を語っている。とりわけ重要なのは、日本軍が敗戦時に罪証を隠滅し、毒ガス弾を埋めた事実を谷崎が明らかにしたことだ。

谷崎の証言によれば、撤退時、海拉爾支隊は部隊の全施設に火をつけて焼き払ったが、日本軍毒ガス部隊は大量の毒ガス弾を密かに地中に埋めた。谷崎は「あれは細菌ではなく、毒ガスだった」「毒ガス部隊は存在し、富拉爾基(フラルキ)という場所にあった」と語っている。

侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館の金士成研究員は、この証言について、「日本軍が敗戦時に中国国内に化学兵器を遺棄したことを直接裏付けるもので、戦後に残された毒ガスによる被害の歴史的根源を説明するものでもあり、現実的な意義を持つ」との見解を示した。(編集NA)

「人民網日本語版」2026年8月13日

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