世界最高精度の100メートル級電波望遠鏡、主要構造の据え付けを完了

8月18日、中国電子科技集団公司第三十九研究所が建設を担当する新疆維吾爾(ウイグル)自治区昌吉回族自治州奇台県の口径110メートル電波望遠鏡プロジェクトで、アンテナ架台の3層構造の接合作業が無事完了し、プロジェクトは全面的にマウントの設置段階に入った。これは世界で最も精度が高く、周波数が最も高い100メートル級の全方向可動式電波望遠鏡で、完成後は、深宇宙探査や電波天文観測などの分野で、中国に超大型口径アンテナ設備が不足しているという課題の解決に重点的に取り組むことができる。人民日報アプリが伝えた。
中国電科第三十九研究所の110メートル電波望遠鏡プロジェクト現場責任者の馬文崗氏は、「今回のアンテナ架台3層構造の接合完了は、プロジェクト建設における重要なマイルストーンだ。これは、この『宇宙を観測する巨大な目』に頑丈な『両腕』を取り付けたようなもので、重量3000トンを超えるEL回転構造部に信頼性と安定性の高い支持構造を提供し、反射鏡を地面に垂直な軸を中心に360度回転させることができる」と語る。
新疆奇台110メートル電波望遠鏡プロジェクトは2022年9月に着工した。現在、望遠鏡を支える架台の主要構造は形になりつつある。27年に本体工事が完了し、28年に全面的に完成・運用開始する予定だ。
新疆110メートル口径全方向可動式電波望遠鏡プロジェクトのアンテナシステムチーフエンジニアである許謙氏によると、これは世界で建設中の100メートル級全可動式電波望遠鏡の中で、精度と周波数が最も高いものだ。完成後の指向精度は角秒レベルに達する。これは、3.3キロメートル離れた場所から、卓球ボールを正確に識別できることに相当する。この電波望遠鏡が完成すれば、宇宙の探査など最先端の科学研究で重要な役割を果たすとともに、中国の深宇宙探査など国家的重要プロジェクトに対しても重要な技術的支援を提供することになるという。(編集YF)
「人民網日本語版」2026年8月19日
注目フォトニュース
関連記事
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn








