日米共同統合演習「キーン・ソード27」開始、日本はどこへ向かおうとしているのか

人民網日本語版 2026年10月21日14:15

日米共同統合演習「キーン・ソード27」が19日に始まった。今回の共同統合演習は規模が大きく、参加する軍種も多岐にわたる。日本の陸・海・空自衛隊と米軍が大規模な連携を展開しており、訓練内容においては、長距離火力、異軍種間連携、島嶼方面の作戦能力を一層際立たせている。(文:王強・国家安全保障戦略分野の学者。環球時報掲載)

警戒すべきは、今回の演習で日本が初めて、射程1000キロメートルを超える「25式地対艦誘導弾」の実戦的運用を行う点だ。これは、日本の攻撃的軍事能力が、机上の想定から実戦配備へと移行したことを示すものだ。日本は「専守防衛」を掲げる一方で、長距離攻撃や最前線への介入を積極的に訓練している。こうして、日本の「平和憲法」第9条が定めた守るべき一線は右翼政治屋によって実質的に形骸化されているのだ。

現在の情勢下で、日米が北東アジア、さらには西太平洋において、これほど大規模な共同統合演習を実施することは、地域の安全保障情勢、ひいては国際情勢に対する挑発という特別な政治的敏感性を明らかに帯びている。

とりわけ、今回の共同統合演習の重点地域は、日本のいわゆる「南西諸島」であり、訓練項目には「島嶼奪還」や「島嶼への海空からの増援」も含まれている。これは、日本の軍事力整備における重大な方向性の変化を示している。今回の演習で想定されているシナリオは、「台湾海峡方面で軍事衝突が発生した際の介入」を明確に指向している。これは、高市政権が、日本国民の故郷を大国間の駆け引きの最前線の陣地に変える決意をすでに下したことを物語っている。

これと同時に、日本は各国にも演習参加を呼びかけ、域外勢力を西太平洋に引き込み、排他的な軍事グループを構築しようとしている。このようなやり方は陣営対立のリスクを激化させ、「台湾独立」分裂勢力に「武力による独立画策」という誤ったシグナルを送り、台湾海峡全体、ひいては東アジア地域の平和と安定を破壊することになる。周辺諸国は、これに対して高度の警戒を維持しなければならない。(編集NA)

「人民網日本語版」2026年10月21日

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