新種の大型「海氏暗盤菌」が福建省で発見

人民網日本語版 2026年10月30日16:07

中国科学院昆明植物研究所が主催する真菌学の国際専門誌「真菌多様性(Fungal Diversity)」にこのほど、重要な研究成果が掲載された。福建省天宝岩国家級自然保護区で、大型真菌類の新種「海氏暗盤菌」が発見された。同保護区で発見された10番目の大型真菌類の新種であり、中国の真菌類資源を一層充実させている。新華社が伝えた。

海氏暗盤菌。新華社配信(撮影・廖金朋)

海氏暗盤菌。(撮影・廖金朋)

海氏暗盤菌は子嚢菌門チャワンタケ目ベニチャワンタケ科の暗盤菌属に属する。子嚢盤は散生または群生し、幼菌期には球形を呈し、その後、中央部がくぼんで杯状に成長する。個体の幅は0.6~1cm、高さは最大2cmに達する。

福建省天宝岩国家級自然保護区。新華社配信(撮影・廖金朋)

福建省天宝岩国家級自然保護区。(撮影・廖金朋)

天宝岩国家級自然保護区は福建省永安市内に位置し、南亜熱帯から中央亜熱帯への移行帯にある。植生の種類が豊富で、常緑広葉樹林の植生が良好な状態で保全されている。同保護区は中国の華中・華南地域の真菌相に属し、温帯地域の真菌だけでなく、亜熱帯地域でよく見られる真菌や、一部の熱帯地域に固有の真菌類も存在しており、まさに天然のキノコ博物館といえる。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年10月30日

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