中国、へそくりが最も好きなのは武漢の女性と上海の男性 最新調査
中国の市場調査大手・零点研究諮詢集団は14日、「へそくり」に関する報告書を発表。高所得者ほど、へそくりを作る割合が高いことが分かった。地域別に見ると、へそくりを作っている割合が最も高いのは、湖北省武漢市の女性(54.5%)と上海の男性(51.4%)。武漢市の男性は33%にとどまった。荊楚網が報じた。
同調査は今年8月、北京、上海、広州市(広東省)、成都市(四川省)、武漢市(湖北省)、西安市(陝西省)の6都市で、31-50歳の1296人を対象に実施された。中国ではこれまで、主に男性がへそくりを作ると考えられてきたが、同調査では、女性も作るようになっていることが明らかになった。データによるとへそくりがある男性の比率が最も高いのは上海。男性の半数以上の51.4%がへそくりが「ある」と答えた。また、成都と西安の男性は共に約46%で2位。3位は武漢の男性で33%と、広州の男性を少し上回った。
興味深いのは、武漢の女性のへそくり率が54.5%と6都市のうち最も高く、さらに15%がへそくりを貯める予定と答えたことだ。女性のへそくり率が最も低かったのは北京と成都だった。
同報告は、「6都市を、へそくり率が男女ほぼ同率で、男女の実力が均等であることを示す『男女均衡型都市』と、男女のどちらかの比率が明らかに高い『制約型都市』の2つに分けることができる。北京、上海、西安は前者で、広州、成都、武漢は後者」と分析している。
さらに同調査によると、中年男女の4割がへそくりが「ある」と答え、男性の割合が女性を少し下回った。低所得者のうちへそくりが「ある」と答えたのは約3割。中所得所は4割で、高所得者は5割以上と、高所得者ほどへそくりを作る割合が高かった。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年10月16日