解説
- 中国銀行股フェン有限公司

- 「概説」
- 中国銀行は、中華民国時代だった1912年2月、臨時大総統孫文によって認可され、正式に設立。1912年から1949年、中央銀行、国際兌換銀行、国際貿易専門銀行としての職能を行使するとともに、大衆への奉仕と、民族の金融業の振興を責務として着実な経営に努め、各業務は目覚ましい発展を遂げた。新中国の成立後、国家外貨・国際貿易専門銀行となり、国際貿易の発展と中国の経済建設に大きく貢献した。1994年、国が単独出資する国有商業銀行になる。2003年、中国銀行は株式制度改革を開始。2004年8月、中国銀行股フェン有限公司(フェンはにんべんに分)として株式市場に上場。2006年の6月と7月、香港証券取引所と上海証券取引所に相次いで上場、大陸部と香港の市場に上場した中国初の商業銀行になった。
主な業務は、企業向け金融業務、個人向け金融業務、金融市場業務のほか、同行が全額出資する付属機関、中銀国際控股集団を通じて銀行業務を行い、100%子会社の中銀集団保険有限公司およびその付属企業・共同経営企業を通じて保険業務を扱っている。また傘下の中銀基金管理有限公司を通じて基金管理業務を扱い、100%子会社の中銀集団投資有限公司を通じて直接投資と投資管理の業務を扱っており、中銀航空租賃私人有限公司を通じて航空機リース業務を行っている。コア・キャピタルに基づき、中国銀行は2009年、英バンカー誌が選ぶ世界銀行100行番付で11位にランクインした。
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