解説

天宮1号

「概説」

　天宮1号は中国初のドッキング目標機・宇宙実験室で、2011年9月29日午後9時16分3秒に酒泉衛星発射センターより打ち上げられた。全長は10.4メートル、最大直径は3.35メートルで、実験モジュールと資源モジュールによって構成されている。天宮1号の打ち上げにより、中国は宇宙事業「3ステップ」戦略のうち、第2ステップの第2段階に入った。天宮1号は2011年11月3日早朝、神舟8号とのドッキングに成功した。その後、2012年6月1日午後2時14分に神舟9号とのドッキングに成功し、2013年6月13日午後1時18分には神舟10号との自動ドッキングに成功した。

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