ボーリングマシン「地殻1号」 地球深層掘削計画を開始
吉林大学が四川宏華集団と共同開発した1万メートル級大陸科学掘削専用ボーリングマシン「地殻1号」が15日に四川省を出発し、「松遼盆地白亜期大陸科学掘削」、「深層大陸科学掘削設備研究開発」などの科学研究任務に向かった。これは中国の地球深層探査計画が、段階的かつ重大な進展を実現したことを意味する。新華社が伝えた。
地殻1号は世界先進水準の電力設備デジタル一体化設計を採用し、主な機能はデジタル制御によって実現され、掘削新技術の要求を最大限に満たす。
大陸科学掘削プロジェクトは、中国地球科学理論の発展、地球探査技術水準の向上などに対して、重要な意義を持つ。地殻1号が「松遼盆地白亜期大陸科学掘削」を実施することで、高解像度の陸相堆積物記録および温暖化の気候変動の研究を展開できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年10月16日