月探査機「嫦娥3号」 地上応用システムソフトウェアが検査に合格
中国航天科工集団第三研究院が15日に明らかにした情報によると、同研究院の304研究所が担当する月探査機「嫦娥3号」地上応用システムソフトウェアの第三者独立検査が順調に完了し、同ソフトが「身体検査」に合格した。科技日報が伝えた。
地上応用システムは、中国月探査プロジェクト第2期で嫦娥3号が担う任務の5大システムの一つで、主に嫦娥3号の観測機器のデータを受信・処理・表示・保存し、科学データの応用と研究を実施する。
304研究所は同システムソフトウェアの検査において、伝統的なソフトおよび優位を占めるプログラマブルロジックデバイス(PLD)ソフトを利用し、かつ各種試験技術を革新・応用し、8種類の観測機器・22種類の設備・228組の試験データを形成し、嫦娥3号地上応用システムソフトウェアの検査を完了した。304所はまた、嫦娥3号の観測機器サブシステムの全14のPLDソフトの第三者検査を担当し、「一致性分析」、「時系列分析」、「リアルタイム性分析」、「干渉耐性分析」の4つの面からソフトウェアインターフェースの信頼性の分析を完了した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年10月16日