第2回夏季ユース五輪は16日夜、江蘇省南京市で盛大に開幕した。開会式では習近平国家主席が開会を宣言した。
習主席は17日に南京でモナコのアルベール2世公、モンテネグロのブヤノビッチ大統領、フィジーのナイラティカウ大統領、バヌアツのナトゥマン首相とそれぞれ会談した。
習主席はアルベール2世公との会談では「中国は大小、貧富、強弱にかかわらず各国は国際社会の平等な一員であり、互いに尊重し、平等に接し、友好的に付き合うべきだと一貫して主張している。来年の国交樹立20周年を契機に、モナコとの政治的相互信頼を深化し、各分野の協力を推進し、人的往来を円滑化し、文化交流を緊密化し、多国間の場で引き続き支持し合い、両国関係を新たな段階へと押し上げたい」と表明した。
ブヤノビッチ大統領との会談では「中国は終始モンテネグロを中・東欧地域の信頼に値する良き友人、良きパートナーと見ている。モンテネグロ側とハイレベル交流を継続し、各レベルの意思疎通や対話を強化し、政治的相互信頼を揺るぎないものにし、大局に着眼し、潜在力を掘り起こし、交通インフラ、エネルギー、観光分野の協力を推進し、人的・文化交流を拡大し、中国―中・東欧諸国協力を促進し、両国関係を絶えず新たな段階へと押し上げることを望んでいる」と表明した。
ナイラティカウ大統領との会談では「中国・フィジー関係の発展は両国民の根本的利益に合致し、太平洋島嶼国地域の平和・安定・発展にもプラスだ。双方はさらに多くの措置を講じて、両国間の人的・経済・貿易往来を円滑化し、農林漁業、観光、交通、通信インフラ整備など各分野の協力を推進する必要がある。中国海軍の病院船『平和の方舟』が近くフィジーを訪問し、両国民の友好を強化する」と表明した。
ナトゥマン首相との会談では「中国はバヌアツ国民が自ら選択した発展路線を尊重し、自らの権益の維持と持続可能な発展の推進に向けたバヌアツの努力を支持する。バヌアツ側と緊密な付き合いを継続し、交流し、参考にし合い、相互信頼を強化して、尊重し合い、平等に接し、真摯に協力する良き友人、良きパートナーとなりたい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年8月18日