習主席と彭麗媛夫人は各国の来賓とともにパーティ会場入りした。 |
習近平国家主席は16日、江蘇省南京市でパーティを開催し、第2回ユースオリンピック競技大会(南京ユースオリンピック)の開幕式に出席した世界の来賓をもてなした。習主席は乾杯の言葉の中で、「ユースオリンピックはスポーツの技術を見せたり磨いたりするスポーツイベントにとどまらず、文化の交流と融合を促進する重要なプラットフォームでもあり、世界の青少年にとっての一大イベントだ。ユースオリンピックに参加するすべての青少年は、理解を深め、友情を伝え、協力を促進するオリンピック大使になり、平和大使になり、親善大使になる。このことは各国の友好的往来に向けた民意の基盤をしっかりとつき固め、恒久平和と共同繁栄を実現する調和の取れた世界の建設を推進することにつながる」と述べた。
習主席は、「ユースオリンピックは近代オリンピックが世界の青少年のために構築した重要な舞台だ。ユースオリンピックは青少年に向き合い、青少年にサービスを提供し、青少年がスポーツに積極的に参加するよう奨励・誘導し、卓越・友情・尊重というオリンピックの価値観を伝え広め、文化交流を全方位的に展開し、お互いのコミュニケーションや理解を強化するものである」と指摘した。
左図:歓迎パーティが始まる前、習主席、彭夫人、IOC関係の来賓たちは記念撮影をした。
また習主席は、「平和、発展、協力、ウィンウィンが各国国民の共通の願いだ。中国国民は今、中華民族の偉大な復興という中国の夢に向かって努力を続けている。スポーツは国民の健康水準を高める重要な手段であり、また中国の夢を実現する上での重要な内容であり、中華民族の偉大な復興のために強い精神的パワーを提供するものとなる。南京ユースオリンピックは中国の青少年にとってのチャンスであるだけでなく、世界の青少年にとってのチャンスでもある。南京は世界に対し、生彩に富み、活力に満ち、中国の特色を備えた青春時代の一大イベントを捧げる」と強調した。
国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長はあいさつの中で、「2008年に北京では比類なき素晴らしいオリンピックが開催された。その6年後に中国はまたユースオリンピックを開催した。IOCはオリンピックに対する中国の力強い支援に感謝し、中国のスポーツ事業の発展が獲得した成果を祝福し、世界のスポーツの舞台で中国が発揮してきた重要な役割を賞賛する。ユースオリンピックに参加する選手たちはただメダルのために戦うのではなく、相互尊重、ルールの遵守、公平・公正の観念を学び、団結、友情、包容の精神を南京から世界に伝えることになる。南京ユースオリンピックが無事に成功することを願うとともに、中国の平和、発展、繁栄を願う」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年8月17日