湖北省黄石市では12日、ある視覚障害のある男性が硬貨を詰めた2つの袋を銀行まで引いてきた。「安徽から黄石まで物乞いをしながら来た」。銀行の職員は2時間以上かけて硬貨を数え、男性と妻が2カ月で得た数千枚の硬貨を304元(約5766円)の紙幣に両替した。この夫婦はその場で両替されたうちの300元(約5690円)を大学で学ぶ娘のために送金した。この2人は元々は農民だったが、故郷の6ムー(1ムーは約6.67アール)の畑は 干ばつで収穫が得られず生活できないため、物乞いをするしかなかった。2人はお金をくれた人に手作りの香り袋を贈ってきたという。東楚網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年11月15日