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中国、石油製品価格を8回連続で引き下げ 史上初

人民網日本語版 2014年11月15日14:05

中国国家発展改革委員会(発改委)は14日、今年12回目となる石油製品価格引き下げの通知を発表、史上初めて8回連続の引き下げとなった。中国新聞社が伝えた。

発改委によると、11月15日より、1トン当たりのガソリンの価格は190元(1元=約18.9円)、ディーゼルオイルの価格は180元引き下げられる。小売換算の全国平均価格は、90号ガソリンが1リットル当たり0.14元、ディーゼルオイルが0.15元値下げされる。

中国が前回石油製品価格を調整したのは今月1日。この時はガソリンとディーゼルオイルがそれぞれ245元、235元引き下げられた。

発改委は、「今回の調整幅は、現行の石油製品価格形成メカニズム、および11月14日までの10営業日の国際市場原油平均価格の変化状況に基づき計算し、確定した」としている。

11月初旬以降、世界の石油市場の十分な供給と需要薄などの影響を受け、国際市場の原油価格が大きく下落、14日までの10営業日の平均価格も低下を続けていた。7月末以来、中国の石油製品価格はすでに8回連続で引き下げられている。

これについて、卓創資訊の石油製品アナリスト・劉芸氏は「石油製品価格の引き下げは、ガソリンへの依存度が高い物流企業、タクシー業界、および自動車オーナーにとって、コスト削減につながるだろう」との見方を示す。

今後の石油製品価格の動向について、卓創資訊の石油製品アナリスト・劉孟凱氏は「原油価格が1バレル=80ドルを切った後も下げ止まりが見られない。国際的な原油価格が現在の価格を維持するか、さらに低下すれば、次の調整でも必然的に引き下げられるだろう」と語る。(編集SN)

「人民網日本語版」2014年11月15日

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