中国最新鋭の総合科学探査船「科学号」は現在、西太平洋ヤップ海山海域での航海任務を執行中で、海洋生物の採集を完了し、水深約260メートルの海山山頂から2千メートルの山底にいたる生物標本計180点、約120種類の深海生物を採集した。新華社が伝えた。
わが国が海山で総合的な科学探査を行うのは今回が初。「科学号」は2014年12月3日に青島から西太平洋のヤップ海山海域へ向い、中国科学院の戦略的科学技術特別任務を遂行、物理海洋、海洋化学、海洋生物生態、海洋地質などに関する研究を行う。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年1月6日