9日に閉幕した2014中国将来ネットワーク発展・革新フォーラムが発表した情報によると、中国初の将来ネットワーク(Future Network)試験網は2013年8月に南京市で開通してから現在までに、すでに全国26都市をカバーしており、欧米の関連試験ネットワークとの相互接続を実現している。また国内の80の研究チームが、実験と検証を展開している。科技日報が伝えた。
中国工程院、南京市、開放ネットワーク基金会が共催する同フォーラムでは、基調演説、学術フォーラム、展覧・展示、設備のテスト、会員活動の5大イベントが実施。将来ネットワーク及びSDN(ソフトウェア定義ネットワーク)産業の動向を紹介したほか、ネットワークが現在直面している課題と対策、将来ネットワーク技術の発展の流れといった重大な議題を巡り、議論を掘り下げた。カーネギーメロン大学のPeter Steenkiste教授、中国工程院院士の陳左寧氏、ウ賀銓氏、劉韻潔氏ら国内外の有名な専門家・学者および、電気通信事業者、インターネットサービスプロバイダ、大学、科学研究所の代表者約1000人が出席した。
将来ネットワーク分野における中国の影響力と発言権を高め、将来ネットワーク技術の発展を推進するため、同フォーラムはSDN世界会議との合同開催を実現し、学術・産業シンポジウムを初めて一体化させた。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年12月11日