1.左は1890年代の米アラスカ州ミューア氷河、右は2005年。氷河の融解により、現地の地表に変化があったことが分かる。2.カザフスタンのアラル海、この数十年間で乾燥が進んでいる。3.地球温暖化の影響により、アイスランドで4番目の大きさを持つエイヤフィヤトラヨークトル氷河の面積が縮小を続けている。左は1986年、右は2014年。4.ケニアの首都ナイロビの建設は、1906年に始まった。左は1976年の俯瞰図、右は2005年の発展状況。5.アルゼンチンのマル・チキータは、世界最大の天然塩湖の一つだ。灌漑と干ばつにより、面積が縮小を続けている。6.米コロラド州のアラパホ氷河、1898年(左)と2003年(右)の様子。7.左の写真は2002年3月23日に撮影された、中国・遼寧省の明瞭な写真だ。右は同年8月8日に撮影された写真で、砂塵に覆われている。8.米アラスカ州コロンビア氷河、1986年7月と2014年7月の対比。9.米アリゾナ州とユタ州に跨るパウエル湖。持続的な干ばつと人類の用水により、干上がろうとしている。10.米アイオワ州の堤防決壊前(左、2010年9月)、決壊後(2011年8月)の写真。11.アフリカのチャド湖、1972年、1987年、2002年の写真。現在の面積は1960年代の12分の1のみ。12.中国・北京市、1977年と2011年の航空写真。13.米アイオワ州、森林火災前(2010年7月24日)と火災後(2010年8月25日)の様子。
米航空宇宙局(NASA)は2009年より、地表の過去1世紀の変化の整理を始めている。半世紀・1世紀前の地球の姿と比較すると、地球が人類の影響により、人類の生存にとって極めて重要な自然条件をどれだけ失ったかが分かる。
NASAジェット推進実験室の関係者は、「多くの人にとって、気候変動は抽象的な概念で、目に見えないもの、未来に起こりうることのように感じている。しかし変化の写真を見れば、人々は気候変動が実在することを実感できる」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年3月19日
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