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中日大学フェア&フォーラム2015 北京で開幕

人民網日本語版 2015年03月24日08:08

日本科学未来館館長の毛利衛氏日本科学未来館館長の毛利衛氏独立行政法人科学技術振興機構(JST)特別顧問の沖村憲樹氏独立行政法人科学技術振興機構(JST)特別顧問の沖村憲樹氏中国科学技術大学とJSTが産学研協力の覚書を締結中国科学技術大学とJSTが産学研協力の覚書を締結中国科学技術大学とJSTが産学研協力の覚書を締結在中国日本国大使館の木寺昌人大使が中日交流会に出席
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中日間の大規模な学術交流イベント「中日大学フェア&フォーラム in CHINA 2015」が21日、北京で開幕した。主催は独立行政法人科学技術振興機構(JST)、共催は中国科学技術協会国際連絡部、中国教育部(省)留学サービスセンター、人民網、独立行政法人日本学術振興会、独立行政法人日本学生支援機構。今年は北京と上海の2都市において、大学フェア、中日交流会、中日大学フォーラムなどのイベントが開催される。

北京の首都大酒店で22日午後に行われた記者会見では、日本科学未来館の毛利衛館長とJSTの沖村憲樹特別顧問がイベントの関連状況などを紹介したほか、中日両国の記者からの質問に答えた。

毛利館長は1992年9月12日から9月20日までスペースシャトル・エンデバーに搭乗した宇宙飛行士。2000年には再びエンデバーに乗り、地球の立体地図を作成するための地表データ取得に成功、同年10月に日本科学未来館初代館長に就任した。毛利館長は記者会見において「2020年には東京で第32回夏季五輪が開かれる。現在は科学技術をいかに五輪に活用するかを考えている」と語った。

JSTの沖村顧問は、中日両国の科学技術交流および、JSTが推進している日本・アジア青少年サイエンス交流計画(さくらサイエンスプラン)、産学官協力、特許データベースなどについて紹介したほか、記者からの質問に答え、「さくらサイエンスプランでは中国の青少年だけでなく、東南アジアなど様々な国の青少年を日本に招いている。このため、参加者は日本の科学技術や文化を学ぶと同時に、他国の同年齢の若者と知り合い、友情を深めることができる」と語った。

記者会見では、中国科学技術大学とJSTが産学研協力の覚書を締結。同大学は清華大学、北京大学などに続き、JSTとの提携を結んだ7校目の大学となった。

22日夜には中日交流会が首都大酒店で行われ、在中国日本国大使館の木寺昌人大使、中国教育部留学センターの車偉民副センター長らが挨拶を述べた。木寺大使はイベントの開催を祝うと共に、「日中両国が今後も科学技術、学術、教育、文化などの面でさらなる協力を実現し、互いの知恵を生かして共通の課題を解決していくことを期待する」と述べた。

イベントを主催したJSTによると、今年は名古屋大学、大阪大学、明治大学など日本の有名大学37校から約100人が北京農業展覧館で行われる中日大学フェア(21日、22日)に参加し、各大学の学校運営の特色や学術成果などのPRを行う。北京でのイベント終了後、24日からは上海で引き続きイベントが行われる。(編集SN)

「人民網日本語版」2015年3月23日

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