第12回香港春季エレクトロニクスフェアが13日に開幕した。会場ではスマートロボット、3Dプリンター、小型家電、スマートウォッチなど、多くの斬新な製品が展示された。人民日報海外版が伝えた。
この香港貿易発展局が主宰する、アジア最大級の春季電子見本市は今年、「ウェアラブルデバイス製品展示エリア」を新設し、さまざまな新型デバイスを展示した。中でも重量級の製品は、世界初のアーティストのためにデザインされたウェアラブルメトロノームだ。演奏者は事前に曲のリズムを設定し、これを手首もしくは足首に装着することで、演奏中に震動を通じてリズムを把握することができる。
同製品のサポートとPRを担当するのは、香港企業のBrinc社だ。同社の李暁帆氏は記者に対して、「このデバイスは伝統的なメトロノームよりも理想的だ。バンドの歌手やギタリストなどはドラマーのリズムを基準とするが、ドラマーのリズムがずれれば演奏の効果に影響が生じる」と説明した。
同見本市は16日まで開催される。他にも国際コンサルティング・テクノロジー博覧会が開催され、多くの革新的なテクノロジーとアプリが展示される。見本市と博覧会には24の国と地域の3300社以上が出展し、各種シンポジウム・イベントが開催される。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年4月15日