安徽省合肥市の劉怡陽さん(13)は、手に持つだけで付近のPM2.5の濃度を測定できる、携帯型煙霧汚染ガス識別・測定装置を発明した。合肥晩報が伝えた。
この装置は、縦20センチ、横50センチの長方形で、金属製のケースには二つの取手が付けられている。重さは約5キロ。一見何の変哲もないベージュ色のケースだが、その技術水準は高く、特殊な機能を持つ。劉さんは、「この装置は付近のPM2.5の濃度を効果的に測定し、1度に十数種類の汚染物質を測定できる。また、装置を携帯しながら、どこにでも移動できる」と述べた。
劉さんによると、この装置は光学の原理を採用しており、産業用コンピュータ、光吸収セル、分光計、電源などの設備によって構成される。
劉さんは、「環境保護局の測定装置は巨大で、しかも1回の測定で1種類の気体しか測定できないと聞いた。この発明品は1度に複数の気体を測定でき、非常に便利だ」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年3月23日