秦始皇帝陵2号兵馬俑坑の第2次発掘作業が、4月30日にスタートした。秦始皇帝陵博物院は、秦始皇帝陵大遺跡発掘作業計画に基づき、1994年に始まった2号坑の第1次発掘作業を踏まえた上で、第2次発掘作業を開始した。発掘面積は200平方メートルを予定。人民日報が伝えた。
2号坑は地下の土木構造の建築物で、曲尺の形をしている。面積は約6000平方メートル。埋蔵物には陶俑・陶馬が約1400体、戦車が89台、騎兵鞍馬俑が116組含まれると見られる。
専門家によると、2号坑は建築形式、兵種の陣容、陶俑の表情などが1号坑、3号坑と比べて複雑になっており、秦代の軍事制度、彫像芸術などを研究する上で、貴重な資料となることが期待される。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年5月4日