河南省周口市文物考古管理所が3月14日に発表した情報によると、同市の考古学関連部門がこのほど項城市の工事現場で発掘調査を行った際、戦国時代から後漢にかけての墓群を発見した。複数点の美しい副葬品が発掘され、その中には保存状態が良好で希少価値の高い青銅の剣が含まれていた。中国新聞網が伝えた。
保存状態の良好な青銅の剣は、墓の主の胸の辺りに置かれていた。全体の色は黒く、やや刃こぼれが見られる。考古学者は、墓の主人がこの剣を生前に使用し、死後に副葬されたと推測している。他にも2本の青銅の矛が出土した。そのうち1本は細工のない実用的なもの、もう1本は獣の顔の彫刻が施されたもので、保存状態が良好だ。青銅の矛は刃が鋭く、地下に二千年以上埋められていたが、現在も冷たい光を放っている。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年3月16日