陝西省文物(文化財)局はこのほど、秦の始皇帝兵馬俑の展覧会が今年東京国立博物館など日本各地で、一年にわたって行われることを明らかにした。兵馬俑の展示によって、中華文化の伝達や中日文化交流の促進が期待される。新華網が伝えた。
陝西省文物局と陝西省文物交流センターはこのほど東京国立博物館、日本放送協会(NHK)と、「秦の始皇帝と大兵馬俑」展の協議書調印式を西安で行った。
調印式に参加した陝西省文物交流センターの畢勝副センター長は、「双方は今回の展覧会が中日文化交流において重要な役割を果たし、中華民族の優れた伝統文化の積極的な意義を広めることになると考えている」と語った。さらに、華氏は、2011年から計画してきた同展覧会の調印式までの苦難の道のりを振り返り、本展覧会の成功に対する大きな期待を述べるとともに、双方の職員の努力と苦労に対して真摯に感謝の意を示した。
「秦の始皇帝と大兵馬俑」展は2015年10月27日から2016年10月2日までの期間に、東京国立博物館や九州国立博物館、大阪の国立国際美術館(NAMO)で展示されるという。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年3月10日